こんにちは。サイト管理人(@minmintetsu)です。
今すぐにお金が必要な時、個人融資の利用を検討している方もいるでしょう。
「絶対に借りれる個人融資」と聞くと、審査なしですぐに利用できると考えている方もいるかもしれません。
どこからも借りられない時に「絶対に借りれる」といったワードは魅力的に見えるでしょうが、違法である可能性が高いです。
気軽な気持ちで利用すると、犯罪やトラブルに巻き込まれる恐れがあるのです。
この記事では以下のことについて、まとめています。
- 絶対に借りれる個人融資がない理由
- 安全にお金を借りる方法
- 絶対に借りれる個人融資の危険性
個人融資の利用を考えている方は、参考にしてみてください。
クリックできる目次
「絶対に借りれる個人融資」はない
結論からいえば、「絶対に借りれる個人融資」はありません。
銀行や消費者金融からお金を借りるには、必ず審査が必要だからです。
お金を借りるには審査が必須
個人融資を行っている正規の業者であれば、必ず審査が存在します。
正規の個人融資は貸金業法に基づいて融資を行っていますが、この法律では「返済能力に関する事項を調査する」ことが定められているからです。
仮に審査をせずに融資を行っていた場合、貸金業法に抵触するため営業自体が差し止められる恐れがあります。
個人融資でお金を借りる際に審査は必須であり、審査なしはあり得ないのです。
参照:貸金業法Q&A:金融庁
個人融資で審査に通る人
個人融資で審査に可決する人について下記にまとめました。
- 満20歳以上である
- 返済能力がある
- 総量規制以内の借入である
- 滞納や債務整理など金融事故を起こしていない
- 在籍確認が取れる
- 申込内容に虚偽がない
年齢制限については業者によって違いがありますが、基本的に個人融資は満20歳以上からの借入になります。
また個人融資は審査で信用情報機関への照会があるため、金融ブラックであった場合、否決となってしまう可能性があるので注意です。
ほか、虚偽の申請をしていない、就業中など返済能力がある、他社借入が総量規制以上ではないことなどが個人融資で審査に通る人の条件といえるでしょう。
借入審査が不安な人は以下のページで紹介をしている、ブラックの方にも融資実績のある消費者金融がおすすめです。
個人融資で審査に落ちる人
個人融資で審査に落ちる人について下記にまとめました。
- 各業者が定めた返済能力の基準を満たしていない。
- 虚偽の申請をした。
- 借入総額が総量規制を超えている。
- 他社滞納中、債務整理中の状態である。
- 審査で在籍確認が取れない。
無職や収入証明ができないなど、個人融資側から「返済能力なし」といった判断が下った場合、審査に落ちてしまう可能性が高いです。
また、貸金業法で総量規制以上の融資はできないため、他社借入が多い方も審査に落ちる要因となります。
さらに、債務整理や自己破産して間もない、他社で滞納中など、信用情報機関で問題が発覚した際に審査は不利になるでしょう。
個人融資の審査に不安な方は、一度ご自身の状況について確認してみましょう。
貸金業者の審査に関しては以下のページでも解説しているので、チェックしてみて下さい。
⇒ 絶対に貸してくれる金融極甘審査ファイナンスはある?借りる以外の解決法も提示
個人融資で安全に借りれる方法は銀行・消費者金融
個人融資で安全に借りれる方法は銀行や消費者金融です。
これらは正規の貸金業者であることから、安心してお金を借りることができます。
ただし上記で説明した通り、銀行や消費者金融には審査があり、それに通過しなければ融資されません。
ここからは、銀行と消費者金融の審査について解説していきます。
銀行・大手消費者金融は審査が厳しめ
銀行や大手消費者金融は審査が厳しいのが特徴です。
銀行や大手消費者金融では、これら「属性」をもとに審査が行われています。
- 年齢
- 就業状況
- 年収
- 勤続年数
- 持家か借家か
- 信用情報機関の情報
これらに加えて、消費者金融の場合は総量規制以内の借入であるかが審査されます。
銀行や大手消費者金融の場合、これら属性が基準を満たしているか否かが審査通過のポイントです。
銀行や大手消費者金融はその基準が厳しい上に申込時のデータで判断されることから、これら基準が足りない方には審査がどうしても厳しくなってしまうと考えられています。
比較的に審査が甘いのは中小消費者金融
銀行や大手消費者金融と比較して、中小消費者金融は審査が甘いといわれています。
中小消費者金融も銀行や大手消費者金融と同様、申込者の社会的背景・経済的背景などの属性を元にした審査です。
しかし他社借入件数が多いとか債務整理をしてたとか、滞納していた過去があるといった金融ブラックであっても柔軟に審査してもらえます。
また、勤続年数が少ない、来月から仕事が始まるなど、就業状況も相談次第では融資対象となることがあるのです。
中小消費者金融の場合は、返済能力の有無が審査のポイントになります。
属性に問題があったとしても、中小消費者金融であれば融資のチャンスがあるといえるでしょう。
「絶対に借りれる個人融資」は闇金(違法業者)である
絶対に借りれる個人融資があるとしたら、それは闇金(違法業者)です。
その理由と闇金の特徴について下記にまとめました。
- 正規の個人融資は審査がある
- 闇金の手口
- 闇金の危険性
それぞれ解説していきましょう。
正規の個人融資は審査がある
基本的に、正規の個人融資であれば必ず審査があります。
そのため、「絶対借りれる=審査なし」を謳う個人融資は闇金(違法業者)と見なしてよいでしょう。
上記でも解説していますが、正規の個人融資は貸金業法に則って融資が行われています。
貸金業法では申込者に審査を行った上で融資するか否か判断することが義務づけられているため、それを無視して融資を行うことは違法です。
闇金は無登録で貸金業を営む業者闇金であるため、貸金業法を無視した貸付けを行っています。
絶対に借りれるといった謳い文句は「闇金」を示唆しているため、絶対に利用してはなりません。
闇金の手口
闇金の手口として、甘い謳い文句で宣伝すること、SNSや専用掲示板を利用して勧誘するといったものがあります。
闇金が使う甘い謳い文句の一部を下記にまとめました。
- ほぼ借りれる
- 審査無し
- 誰でもお金貸します
- ブラック大歓迎
- 無職でも即日融資
- 絶対借りれるソフトヤミ金
- 金利1%
闇金業者は、どこからも借りれないブラックであったり、お金に困っている人が目をつけやすい甘い謳い文句を使い集客をしています。
どこかりも借りれないとか、経済的弱者を狙っている部分も闇金の手口といえるでしょう。
闇金の危険性
闇金の危険性を下記にまとめました。
- 法外な金利での融資
- 個人情報の流出
- 厳しい取り立て
- 違法な仕事への斡旋
闇金は貸金業法を無視した経営をしているため、利息も法外です。
正規の貸金業者の場合、利息制限法といった法律に基づいて金利が定められているため、借り入れ元金に応じて年利15~20%が上限となっています。
一方、闇金は10日で1割のトイチや10日で5割のトゴなど、違法な金利を要求してくることがほとんどです。
例えば、25,000円を借りて一週間後に50,000円を返済しろといった闇金の要求を飲んだ場合の年利を見てみましょう。
「1日分の利息3571円×365日=約130万円」となるため、「約130万円÷25,000円=52.1366」になるため、年利が5231%になってしまうのです。
ほか、貸倒のリスクから身分証明書の提示を求められるため、トラブルが起こるとネット上で晒されたり、厳しい取り立ても行います。
また、近年は闇バイトなどと呼ばれる違法な業務を強いられるといった報告も少なくありません。
「絶対借りれる個人融資」は正規業者ではなく闇金ですので、絶対に借りないようにしましょう。
個人間融資の実態とリスクや危険性
闇金だけでなく、SNS・インターネット掲示板で告知されている個人間融資にも注意が必要です。
SNS・インターネット掲示板で告知されている個人間融資の特徴は危険性について下記にまとめました。
- 個人間融資とは?
- 個人間融資の特徴
- 闇金と繋がっている可能性が高い
それぞれ解説していきましょう。
個人間融資とは?
個人間融資とは、掲示板などのネット上で知り合った面識のない個人間でお金の貸し借りを行う取引のことです。
正規の個人融資は消費者金融や銀行など「企業から個人が借りる」といった構図であり、貸金業者に基づいた契約の上で融資が行われます。
一方、個人間融資はこういった貸金業者を通さずに“個人が個人にお金を貸す”といったシステムです。
個人間融資の特徴
個人間融資は、主にSNSやインターネット掲示板などで告知されています。
例えばツイッターなどでは、「急なご入り用などお気軽にご相談ください。どのような方でも融資します。お気軽にご相談ください」といったニュアンスのつぶやきが多い傾向です。
「個人間融資」や「即日融資」、「融資します」「優良」などのハッシュタグをつけ、お金に困っている方に見つけてもらおうとしています。
個人間融資の特徴として、「困っている方を助けます」とか「即日融資DMください」とか、「10万円までならすぐ融資」など、“審査なし”の雰囲気を醸し出しているところです。
業者を通さないため手軽であり、困っているのであれば私が助けますといったニュアンスで告知されている傾向です。
個人間融資は闇金と繋がっている可能性が高い
個人間融資の貸主は闇金と繋がっている可能性が高いため、利用には注意が必要です。
闇金の担当者が個人間融資を装いSNSやインターネット掲示板で書き込み、違法な高金利での融資を持ちかけてくる事例は少なくありません。
また、個人間融資とはいえ「身分証明証」などの提示を求められるほか、本人写真などの提出等が求められることがあります。
これは遅延などのトラブルが発生した際、WEB上に晒すための担保となっている可能性が高く実際に被害例もあります。
ほか、融資条件に女性との肉体関係を迫る「ひととき融資」などがあるなど、個人間融資も危険といえます。
個人間融資でたとえ借りれたとしてもリスクが高く、決して安全ではありません。
「個人同士のやり取りだから絶対借りれる」と甘い考えを持たず、正規の業者での個人融資をおすすめします。
参照:ヤミ金・悪質業者被害の実例検索 【便利な情報】 | 日本貸金業協会
まとめ
絶対に借りれる個人融資はありません。
仮にあったとしても、それは貸金業法に違反している闇金(違法業者)であり、危険な目にあってしまうでしょう。
そのため、正規の貸金業者の利用が安心です。
さらに中小消費者金融であれば審査が甘いため、不安な方でも融資される可能性があるでしょう。
ぜひ、お金を借りたい方は中小消費者金融を利用してみてください。
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