
こんにちは。サイト管理人(@minmintetsu)です。
家を買うとなれば、ほとんどの場合、住宅ローンを組むことになると思います。
信用情報がブラックリストの人が家を買う場合は、
- ブラックリストでも住宅ローン審査に通った人はいるのか?
- ブラックでも家を買えるのか?
- ブラックOKの住宅ローンはある?
と不安な方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ブラックリストの基礎知識やブラックリストに載った後でも住宅ローンを通す方法や、フラット35はブラックにも審査が甘いのかについて詳しく解説していきます。
「ブラックリストでも家を建てれるって本当?」「ブラックでも家を買う方法があるなんて‥」と思われる方も住宅購入できる可能性があります。
ぜひ、ご一読ください。
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ブラックでも住宅ローンを組める?(家が買える?)
結論から言うと、ブラックでも住宅ローンを組める可能性があります。
ただしブラックの人は住宅ローンの審査に通るのが難しいことは事実です。
借金返済の延滞などが理由でブラックリストに載ることは、社会的信用がないということになるからです。
ブラックの人は、抵当権や頭金を用意するなどの対策を打てば、住宅ローンの審査に通る可能性があるので、詳しく見ていきましょう。
ブラックでも住宅ローンの審査を通す(家を買う)方法
ブラックリストでも住宅ローンの審査を通す方法としては、購入した家を担保に入れたり、任意整理をするといった対策があります。
購入する家を担保にする(抵当権)
また任意整理を待たずして家を買える方法は、自分の持ち家を抵当権とし担保にして、頭金を借りるという方法もあります。
抵当権とは、住宅ローンなどでお金を借りた際に、万が一、借りた人(債務者)が返済できない(債務不履行)場合に土地や建物を担保とする権利のこと。
人は誰しも借金を負いたくありませんが、現代の日本では借金なしに生活することは不可能です。
日本は雇用不安定であったり、年収が減少の一途を辿っているからです。
現代の日本のサラリーマンは年収500万円前後が平均とされています。
月収手取り額にすると30万円あれば良いほうだとされているのです。
この30万円で住宅費に食費、光熱費や通信費、日用品を使ってしまうと残りはわずかであり、そこから子供の大学進学費用などをねん出しなければいけません。
すると車の購入資金など到底ねん出することができません。
そのため多くの人が車のローンなどを組んで購入しています。
現在は経済情勢も不安定で、給与の減額も当たり前になり、車のローンをねん出することができず返済が遅れブラックリストに載ることも珍しくはありません。
ブラックリストに載ると、口座凍結などの制裁をうけることになりほかのローンを組むどころか、自分自身の生活費を引き出すこともできなくなります。
口座凍結になると車以外のほかの支払い振り替えもできなくなり、社会的信用を失います。
これは苦肉の対策であり、後々返済に困らないよう計画的に行うべきです。
債権者が合意すれば返済額も減額でき、車のローンなども早期に完済することができるようになるのです。
任意整理をする
ブラックリストに掲載された状態では当然、住宅ローンの審査には通らないため、任意整理をすることで住宅ローンを組める可能性があります。
任意整理とは弁護士に相談して実行していきます。
弁護士が債権者と話し合いの場を持ち、債務額の減額など交渉していき和解案を模索します。
手持ちの車のローンなどを完済してしまえば、ブラックリストから名前が除外されることになります。
すると銀行での住宅ローンも十分通る可能性があるのです。
まずは弁護士に相談して任意整理をしてしまい、住宅ローンを組んで家を購入するとよいでしょう。
ブラックリストとはどんな状態?

ブラックリストに載るとはクレジットカードをはじめとする支払いを延滞するなどの金融事故を過去に起こした履歴が信用情報に掲載されている状態のことです。
こうしたブラックリストは、以下の信用情報機関で一定期間、事故情報として登録されます。
- CIC
- JICC
- KSC
登録された情報は、クレジットカード会社や住宅ローンなどを扱う銀行間などで共有されています。
それは銀行やカード会社が過剰な債権を負わないためにも大切なことです。
ブラックリストが共有されているので、あちこちでお金を借りて自転車操業で生活を賄うということが不可能になります。
当然のことながらブラックリストに載ってしまうと都市銀行で住宅ローンを組むことは非常に難しくなるのです。
ブラックリストが解除されるには5年以内が多く最長で7年と期間が決まっています。
住宅購入するにはまずは任意整理や債務整理を行い、早期に返済をはかりブラックリストから名前が除外されることが大事です。
ブラックリストから抜け出した方におすすめのローンとして「クラウドローン」があります。自己破産や債務整理の経験があっても審査なしで登録可能で、銀行からの融資提案を受けられる仲介サービスです。
ブラックの住宅ローンの審査は厳しい?

銀行による住宅ローンの審査は非常に厳しいと言えます。
審査は勤務先名や企業規模、収入の状態や勤続年数など事細かな審査があります。
住宅ローンを組んで家を買える状態にするには、債務整理のほかに身辺整理などもしておく必要があるのは言うまでもありません。
ですが、債務整理、任意整理をして返済すべきものをすべて返済しても、信用情報が回復するまでの期間は短くはありません。
そのため債務整理をしたり、ブラックリストから名前が除外されたとしても、即日住宅ローンが組めるものでもないのです。
ブラックリストに載ってしまう人は、様々な理由で会社をリストラされていたり、勤務先自体が社会的信用のないブラック企業のことも多々あります。
どうしても審査に通らない場合は、パートナーの妻がローンを組むという方法もあります。
ただし、妻もきちんとした会社勤めで一定の収入があり、正社員などで勤続年数も長くブラックリストに載っていないことが必要絶対条件になります。
フラット35はブラックにも審査が甘い?

フラット35の審査について解説する前に、フラット35とはどんな住宅ローンなのかについて解説します。
フラット35は固定金利の住宅ローン
フラット35は住宅金融支援機構と民間金融機構による住宅ローンです。
フラット35とは金利が変動しない固定金利のローンとして非常に有名です。
金利が変わらないということで、返済計画が立てやすいというメリットがありおすすめです。
変動金利であると経済や社会情勢によって返済額が変わってくるので、返済計画は難しい場合があるのです。
参照:初めての方へ:長期固定金利住宅ローン 【フラット35】
銀行の住宅ローンよりも組みやすい
フラット35は、多少銀行ローンより審査が甘いといえるかもしれません。
銀行による住宅ローンは勤続年数や年収、雇用体系やほかのローンの有無など、その人の人となり、つまり人物重視の審査になっているのが特徴的です。
しかしフラット35は団体信用生命保険に加入義務がなかったり、それほど勤務している企業規模や年収、勤続年数など、さほどこだわらず貸してもらえるというメリットがあります。
フラット35は、銀行ローンほど借りる人物の条件に厳しいわけではないという点から、信用情報がブラックリストでも審査に通ったという事例はあります。
ただ近年はフラット35の返済を滞る人も多くなっているので、徐々に審査が厳しくなってきているともいわれています。
フラット35は、自己資金が豊富であるなど独自に定めている融資条件をきちんと満たしていることが最重要視される審査といえます。
まとめ
ブラックでも住宅ローンの審査に通りやすくなる方法は、頭金を用意したり、購入した家を担保にすることです。
ブラックでも住宅ローンを組めた人は、このような方法で審査に通りやすくしていることが多いようです。
その他にフラット35という、住宅金融支援機構と民間金融機構によって運営されている固定金利の住宅ローンがあります。
銀行の住宅ローンよりも審査に通りやすいため、信用情報に不安があるという方にもおすすめとなります。
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